倉庫は設備が重要!管理を考えて建設しよう!


倉庫の建設では管理を考えるのが大切

倉庫を新たに建設するときには立地や広さを考慮することも大切ですが、長期的に見ると管理のしやすさを重視した方が良いでしょう。倉庫を管理しやすい設計にすることでコストパフォーマンスを上げられるからです。例えば、倉庫の温度と湿度を自動管理できるようにすると、品質管理が必要な商品を適切な環境で保管できます。医薬品や食品のように厳密な温度管理が必要な商品を取り扱う場合には温度や湿度などを24時間モニタリングできるシステムを取り入れるのが理想的でしょう。品質管理の証拠記録ともなるので、発送した商品に何かトラブルがあった場合にも管理に問題はなかったと示せます。このような管理のしやすさを考慮して倉庫を設計するのが大切です。

倉庫建設で考慮すべき設備

倉庫建設ではどのような設備を検討すると管理しやすくなるのでしょうか。温度や湿度、明るさなどのような環境管理をできる設備を導入するのは品質管理をする上では欠かせません。また、単価の高い商品を管理するときには厳重なセキュリティシステムを導入するのが望ましいでしょう。セキュリティロックや監視カメラの設置は商品保管をする倉庫ならほぼ必須ですが、高価な商品の場合には赤外線センサーなども設置して厳重なセキュリティにしておくと盗難リスクが減ります。この他にもネットワーク設備を整えてリモート管理できるようにすれば倉庫の現場にいる人を最小限にできるなど、さまざまな工夫が可能なので建設の際には広い視野で検討してみましょう。

3PLは「third party logistics」の略称で、国土交通省も導入を推進する物流業務形態のひとつを指します。物流業務を外部の第三者企業に委託することで、全体のコスト削減や生産性の向上を図ることを目的としています。